アヒム・シュタイナー国連開発計画(UNDP)総裁は8月、安倍晋三内閣総理大臣をはじめ日本政府関係者、国会議員及び経済界関係者と面会するために就任後初めて来日しました。日本記者クラブにおける記者会見では、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指してメッセージを発信しました。詳細はこちらから。
アヒム・シュタイナーUNDP総裁の日本記者クラブにおけるスピーチ
「『私たちは誰も取り残すことはできない』この一文は間違いなく、2030アジェンダの中でもっとも強いメッセージといえます。もし私たちがそれを真剣に捉えるのであれば、全てが変わります。」シュタイナーUNDP総裁は8月、日本記者クラブにおいてスピーチを行いました。シュタイナー氏は「持続可能な開発のための2030アジェンダ」について話すとともに、日本の積極的な取組にも言及しました。スピーチ全文はこちらから。
「第13回中曽根康弘賞」優秀賞にモルディブ国連常駐調整官・UNDP常駐代表の野田章子氏
20年にわたって国連に勤務してきた野田氏は、国連開発計画(UNDP)ネパール事務所長(2011~14)及び現在のモルディブ国連常駐調整官・UNDP常駐代表としての活躍が特に評価され、今回の受賞となりました。詳細はこちらから。
国連開発計画(UNDP)と上智大学は6月、上智大学にて「アラブ人間開発報告書2016日本発表会~ アラブの春から6年-変わりゆく若者とアラブの今~」を開催しました。各界の専門家や学生などが参加し、ムラッド・ワフバUNDP総裁補兼アラブ局長の基調講演やパネルディスカッションが行われました。また、暴力的過激主義をテーマにUNDPとスーダン政府が日本の支援を得て制作した映画「Iman」の予告編が上映されました。詳細はこちらから。
インドネシア・バリ島における津波避難訓練に児童500人以上が参加
インドネシア・バリ島において8月、国連開発計画(UNDP)が日本政府の拠出を受け大規模な津波避難訓練を実施しました。「アジア太平洋地域の学校における津波準備強化パートナーシップ」という地域プロジェクトの一環であるこのような津波避難訓練プロジェクトは、今後アジア太平洋地域の18の国々における90校で行われます。詳細はこちらから。
UNDP総裁補兼アラブ局長が住友商事を訪問
イラクでの紛争による被害から人々の生活の再建が急務になる中で、ムラッド・ワフバ国連開発計画(UNDP)総裁補兼アラブ局長は6月、トヨタイラクの株主である住友商事を訪れ、UNDPとトヨタイラクのパートナーシップについて意見を交わしました。2016年以来のUNDPとトヨタイラクの協力は、イラクの若者による将来の構築を支援してきました。詳細はこちらから。
2016年、国連開発計画(UNDP)とトヨタイラクはイラクの国内避難民の若者に対して、安定した収入機会を提供すべく、協力を開始しました。この画期的な官民連携プログラムの下、イラク危機対応・レジリエンス計画(ICRRP)は有能な候補生をトヨタイラクに紹介し、トヨタイラクはトップクラスの職業訓練とOJT(現任訓練)を提供しています。また、ICRRPは訓練卒業生に対して、地元企業への就労支援を図っています。
「シリアにおけるUNDPの活動~紛争下の試練~」の開催報告
上智大学国際関係研究所は7月、サミュエル・リズク国連開発計画(UNDP)シリア事務所長を招き、「シリアにおけるUNDPの活動~紛争下の試練~」を開催しました。リズクUNDPシリア事務所長による講演や質疑応答が行われました。詳細はこちらから。