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国連開発計画(UNDP) 駐日代表事務所 ニュースレター46号(2017年6月27日)

UNDP駐日代表事務所が定期的に発刊するニュースレターです。世界の開発や平和構築現場でのUNDPの活動や日本とのパートナーシップ、日本政府拠出によるUNDPの開発プロジェクト、日本人職員の活躍などを紹介しています。今回はUNDPの新総裁の着任、持続可能な開発目標(SDGs)イベントなどをご紹介をしています。
アヒム・シュタイナーUNDP総裁が着任

UNDPの新総裁として、ドイツ出身のアヒム・シュタイナー氏が6月19日に就任いたしました。シュタイナー氏は今後4年間、世界約170か国・地域で活動をするUNDPの活動指揮をとります。詳細はこちらから。

人間開発報告書2016刊行記念シンポジウムを開始

JICA研究所が5月に共催しました人間開発報告書2016刊行記念シンポジウム 「すべての人のための人間開発」の開催報告がJICA研究所のウェブサイトで公開されました。セリム・ジャハン人間開発報告書室長のスピーチは動画でもご覧いただけます。こちらからぜひご覧いただけます。人間開発報告書2016についてはこちらから。

「第1回SDGs×Youth 知ろう。語ろう。見つけよう。」の開催報告


2030年以降に世界をリードしていく若者へ向けて「第1回SDGs×Youth 知ろう。語ろう。見つけよう。」を5月27日(土)、東京・電通ホールで開催しました。若者にとってSDGsを知り、語り、自分ゴトとして一緒に考えるきっかけになればと、UNDPインターン生と、13の学生団体が中心になり企画・実施しました。開催報告はこちらから、「なんとかしなきゃ!プロジェクト」の学生リポーターによる取材はこちらからご覧いただけます。
アラブの春から6年 -変わりゆく若者とアラブの今- UNDPアラブ人間開発報告書2016日本発表会のご案内

UNDPはムラッド・ワフバUNDPアラブ局長の来日に合わせて、6月29日(木)午後1時半から上智大学でアラブ人間開発報告書(AHDR)「変わりゆく世界における若者と人間開発の展望」の日本発表会を開催致します。 詳細はこちらから。

UNDP邦人職員リレー・エッセイ「開発現場から」UNDPタジキスタン事務所 田邉宙大さん

私は今、UNDPタジキスタン事務所で日本政府派遣のJPOと して防災支援強化事業に取り組んでいます。この防災支援強化事業は、タジキスタンにおける災害危険性を減らすための調査・インフラ設備、地方政府も巻き込んだ防災計画の作成、災害救助隊の設備強化、そして隣国アフガニスタンとの2国間における災害時の救助体制の構築などを盛り込んでいます (続きはこちらから)。

海の生命たちに支えられて-国連海洋会議を受けて

いつもの朝と変わらないぎゅうぎゅう詰めの地下鉄。目をつぶると、前日生まれて初めてのダイビングで見た海中の光景がよみがえってきた。伊豆半島の海は少し暗かったが、無数の大小の魚が泳ぎ、海藻が揺れ、今まで見たことのない世界が広がっていた。ここにいる通勤者の何人が壮大な水中の世界を見たことがあるのだろう。地球上で人間が暮らしている陸地は30%のみで、残りの70%は昨日見た海だという事実を体感し、改めて人間の存在の小ささに気付いた瞬間だった(続きはこちらから)。

UNDPインドネシアにおける宗教教育の役割強化を通じた過激派対策

インドネシアではここ近年、暴力的過激主義の浸透が懸念されています。2002年にはバリでの爆発事件、2016年には首都ジャカルタ中心地で爆発事件が発生したことも記憶に新しいところです。宗教的な動機で起きた暴力事件は近年上昇傾向で、年間200件以上になります。こうした状況に対応するため、UNDPインドネシア事務所は4月から1年間、日本政府から拠出を受け、国立イスラム大学イスラム社会研究所と連携し、特に若者の間での過激思想の広がりを防ぐため、教育機関における宗教教育の役割を強化するプロジェクトを開始しました (続きはこちらから)。
元児童兵の社会復帰のための国連共同プログラム:コンゴ民主共和国

コンゴ民主共和国・北キヴ州ルチュル地域キワンジャ市において、キラブ橋、市場、農業用道路、コミュニティ倉庫の計4施設の落成式が2017年4月25日、開催され、UNDP、日本政府、地元の代表ら計80人が参加しました。これらの施設は日本政府がUNDPに拠出する「北キヴ州ルチュル地域における元児童兵の社会復帰のための国連共同プログラム」の下、住民たちの手によって実施されたものです。合わせて、元児童兵用の職業訓練施設も建設されました (続きはこちらから)。
UNDP、カリブ地域のジャーナリストを対象に気候変動関連の研修を実施

日本・カリブ気候変動パートナーシップ(J-CCCP)は、域内各国から30人を超えるジャーナリストを招き、気候変動関連の研修を実施しています。今回の研修は、メディア実務者が気候変動の科学、経済および政策を含む気候変動問題と、気候変動関連の報道におけるメディア関係者の役割に関する成功事例を学び、共有する機会となりました(続きはこちらから)。
TICAD VIフォローアップ・イベントにおける、UNDPアフリカ副局長の基調講演

ニューヨークの国連本部で4月に開催されたTICADⅥフォローアップ・イベント「アフリカの構造転換を通じたSDGsの達成」における、UNDPアフリカ副局長によるアフリカの構造変革と人間開発に関する基調講演を公開しました。こちらからご覧いただけます。
UNDPと日本のパートナーシップ~TICAD VIフォローアップ編

小松原 茂樹UNDP TICAD室長が 国連フォーラムに、「TICADの歴史から見るアフリカ開発の未来とは?」をテーマに寄稿しました。アフリカ開発会議(TICAD)は1993年の開始以来、アフリカ開発の論調をリードする重要な役割を果たし、アフリカ開発を支援する関係者が集まるグローバルなフォーラムとして発展してきました。寄稿ではTICADの歴史を振り返りながら、2019年に日本で開催されるTICAD VIIに向けた展望を紹介しています。記事はこちらからご覧いただけます。
UNDPと日本のパートナーシップ~シリア編

日本の資金拠出により、UNDPシリアが実施する「アレッポ市水道施設復旧プロジェクト」の日本語字幕付き動画を制作しました。シリアのアレッポ市では150万人が家庭での飲み水確保に苦労しています。断水が頻発し、給水ポンプを動かす電力がないからです。ぜひご覧ください
UNDPと日本のパートナーシップ~東ティモール編

2002年にインドネシアからの独立を果たした国、東ティモール民主共和国。この国でUNDPは日本政府の支援を受けて自由で公正な選挙が行われるよう、「社会的包摂、多層的ガバナンス及び法の支配強化のための選挙支援計画(2016年から2018年)」を進めています。その活動の一環としてテレビCMを通じ、東ティモールの伝統工芸品であるタイスのように、選挙で国家の団結を図ろうというメッセージを発信しています。UNDP東ティモール事務所に勤務する石田裕一職員がその紹介動画を日本語字幕付きで制作しました。
メディアの中のUNDP~NHK ベンガル語放送

UNDPのセリム・ジャハン人間開発報告書室長が、NHK WORLD 「ラジオ日本」ベンガル語のインタビューコーナーに出演します。放送予日は①7月13日㈭ ②7月20日㈭ ③7月27日㈭ ④8月3日㈭ の各22:15から。30分番組の後半で毎回10分程度出演します(日程・時間ともにバングラデシュ時間)。なお、放送終了後はNHK WORLDのウェブサイトからもお聴きいただけます。ベンガル語が母語の皆様、マスターされたみなさま、ぜひお聞きください。

世界で活躍する日本人国連ボランティアからの現地報告


私は、UNDPシエラレオネ事務所の戦略的アドバイザリーユニットとインクルーシブ・グロースクラスターにプログラム専門官として2016年6月から1年間勤務しました。UNDPシエラレオネ事務所では、自分の大学院での専門である保健経済に関連する業務を中心に、ギニアとの国境沿いにあるカンビアとカイラフン地方でのエボラ危機後の保健システム再構築プロジェクトに携わりました (続きはこちらから)。

発行元:国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所
住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5の53の70 UNハウス8階
公式ウェブサイト:www.jp.undp.org
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